民族楽器
民族楽器
- いつの間にか増えてしまった民族楽器
元はといえば、ダルシマーを作ったのがきっかけだった。
- 私はギタリストだが、ギターもどちらかといえば民族楽器の範疇になるのだろうか。民族を超えて世界中に広まっている楽器なのだが、オーケストラ楽器には入ってないので、中学校の教科書では民族楽器扱いになっていたような記憶がある。
イーリアンパイプ(Uilleann Pipes)
アイルランド特有のバグパイプの一種。
ふいごを肘で操作し空気を送るが、肘のことをゲール語でUilleannというそうな。
最初はプラクティスセットであったが、99年9月既に発注してあった念願のドローンが到着、自分で取り付けたが、少し位置がずれてしまった。だが、ドローンの音はさすがに迫力だ。
イーリアンパイプ上達の秘訣は、リード作りにある事に最近気づいた。
製作:Nick Wihtmor
ティンホイッスル(Tin Whistle)
アイルランドに伝わる縦笛。錫(Tin)でできているところから、ティン・ホイッスルの名前がある。値段が安いので、ペニーホイッスル(1ペニーで買える)とも呼ばれるが、音色はとてもきれいだ。演奏する曲によって、いろんなキーの楽器を使用する。アイリッシュミュージックにはかかせない楽器である。
タブラ
多彩な音色を出す、高さは30cmくらいのインドの太鼓。右が高音のタブラ、左が低音のバヤ、通常2個1組で使用される。タブラは 右手で、バヤは左手で演奏する。タブラは木製などの底のふさがった胴に皮が 張られ、縁から底に向けて渡された革紐で締められている。バヤは金属などの底すぼまりの胴に皮を張ったもの。膜面はタブラと同じように二重になっており、ペーストはやや端寄りに塗られている。
スオナ
シタール(Sitar)
インドの民俗楽器としては最も良く知られた楽器である。かんぴょうの実を使った共鳴胴の部分は壊れやすく、また扱うのにも熟練を要する。上部の共鳴胴は演奏すると時上下のバランスをとるのに重要な役割を果たしている。メロディーを奏でる7本の弦の下には13本の共鳴弦があり、独特の音色がでるように工夫されている。
三線(さんしん)
沖縄の三味線、蛇の皮が貼ってあるので蛇皮線とも呼ばれるが、正しくは三線(さんしん)と呼ぶ。日本古来の三味線より小ぶりで、さわり(ヴィーンという音)がないのが三味線とは違ったところだ。人差し指にはめたピックを使って演奏する。ニシキヘビの皮は、今日でも、大量に輸入されているそうだ。
サズ(Saz)
トルコでは最も一般的な楽器。本来のフレットはいわゆる微分音程を含んだ独特のものであるが、このサズはセッション用に平均律に作り直したもの。
タブラトゥーラの団長つのだたかしから譲り受けたものを、ネックを全て作り直し、全面塗装し、見違えるようになった。
柳琴
リコーダー(Recorder)
中国琵琶(Pipa)
Chinese lute と呼ばれるように、外形は日本の琵琶に似ていますが、フレットや奏法は西洋のリュートに似ています。
左のは中国土産、右のは中国から個人輸入したもの。大きさが違う。
ポルタティーフオルガン (Portative Organ)
携帯できるパイプオルガンということで、Portative organ(ポルタティーフ・オルガン)といわれている。15世紀頃によく用いられたと言われているが、現在はなかなかお目にかかることが出来ない。左手でフイゴの操作をし、右手で鍵盤を弾くと、パイプに空気が送られメロディーを奏でる構造となっている。
製作:川竹 道夫
マウンテンダルシマー
ダルシマーと言う名前が付いているが、ハンマー・ダルシマーとは全く違った構造である。横に寝かせて左手でフレットを押さえ、右手に持ったピックで弦をはじくスタイル日本の大正琴にも通じるものである。アパラチア地方の移民達を中心に広まっているので、アパラチアン・ダルシマーとも呼ばれている。
製作:川竹 道夫
ミニアコーディオン
おもちゃさんで買ったアコーディオン。
蛇腹が紙で出来ているので、あまり練習すると破れるが、コンサートでも使える。
押したときと、引いたときとで音が違う(ハーモニカのようなもの)ので、見かけよりはたくさんの音を出すことが出来る。
2800円だった。