電子工作
電子工作
- 少年時代の私は、紛れもなくラジオ少年だった。小学生のころは鉱石ラジオから成長することはなかった。
中学生の頃は、真空管が使えるようになって無線機を作って実験するのが趣味なっていた。トランジスタが手に入るようになっていたが、高校時代に作った。無線機やアンプは全て真空管だった。
高校生時代にテルミンの実験をしたことがあった。
- 電子工作が再発したのは、結婚してからだった。
東京に住んでいたので、秋葉原に足繁く通うようになり、念願のアマチュア無線の免許なども取得したが、もっぱら毎日無線機の改造ばかりしていたように思う。
- 大学では全く勉強しなかったので、トランジスタ回路の設計技術を独学し、その頃出回り始めた、デジタルICを玩具にして遊んでいた。
- 30歳になり徳島に帰った頃は、時間がたっぷりあった。つまり仕事がなかった。その間にアナログ・シンセサイザーを作り、コンピュータによる制御技術の勉強をした。
お蔭で、現在の有限会社エミールソフト開発を設立し、今日に至っている

- ソフト開発とはいえ、ハードウェアの開発もやっているので、電子工作は、立派な仕事になってしまった。
- MSXパソコンの周辺機器を沢山開発したが、開発貧乏になり、会社は受託開発に方向転換、今日に至っている。
- 現在の電子工作は、オーディオICを利用した、コンサート用のPAとか、ミキサーシステムを考案している。自宅録音を目指して作り始めた録音室は、未完のままで使用している。この録音室で録音し制作作したCDは5枚くらいになる。今後(2011年以降)は毎年一枚のCDを制作する予定なので、使い勝手がいいように完成させようと思っている。
- マイコン技術は、6502に始まって、Z80からワンチップマイコン、PIC、AVRへと移り変わり、趣味のマイコンはもっぱら、Arduino(アルドゥイーノ)と呼ばれる、ワンボードAVRのようなものを使って遊んでいる。