大学の卒業
大学の卒業
何故なのか?
- 高校卒業後、三つの学校に行ったわけだが、故あってどこも卒業していない。
一つ目の大学は3年まで行って4年生になるときに退学し上京した。
おりしも大学紛争の年で、大学は封鎖され、まともな講義を受けられる状態ではなかったらしいので、正しい選択だったと思う。
- 上京の目的は音楽学校に入ることだった。
当時の音楽大学にはギター科というものはどこにもなかった。が、唯一「尚美高等音楽学園」にギター科を発見し入学した。2年間はとにかくギターの練習と勉強に明け暮れた。3年目は、アルバイトなどでまともに学校にもゆけなかったが、何とか卒業の形をもらい、講師として残ることになった。
- 三つ目の大学は通信教育学部で、教育学の勉強をした。
すでに30才を超え、子育て中だったが、勉強を始めてみると面白いので、スクーリングにも何度か参加し9年間在籍した。その後卒業論文と少しの単位をのこして辞めてしまった。
しかし、この時に勉強したことは不思議なくらいに身についていて、以後の人生に大きな変化をもたらしたと思う。
- そういう意味では、大きな成果を上げることができたわけで、なんの不都合も感じてないのだが、最近になって、多くのことが中途半端になっているので、せめて大学は卒業しておきたいという気持ちになってきたわけである。
最初の大学
- 徳島県立城南高校は名だたる受験校。当時勉強嫌いだった私は、学校の授業についてゆけず、ほぼ落ちこぼれ状態だった。
- 憧れの志望大学には入学できたが、講義を受けるのはプレハブの仮校舎、しかも全員が出席すると、教室をはみ出して、廊下に立って教室を覗き込むような形の授業も多かった。