端唄・小唄
端唄・小唄
- 日本の伝統音楽が一般の人たちの心から消えてなくなるのに、100年とかかっていない。端唄は伝統音楽の中でも、主としてお座敷で歌われる事の多かった歌だ。
日本の伝統音楽を身近に感じるにはもっとも相応しいものではないだろうか?
- お座敷歌としての端唄に興味がわいたのは、お鯉さんのCD作りのお手伝いをしてからだった。弾きながら歌う端唄と三味線の絶妙の間合いに魅せられてしまった。
お鯉さんに端唄を習いたかったが、かなわなかった。
その後、東京の著名な江戸端唄の師匠さんに教えを乞い、手ほどきを受けたが、洋楽仕込みの私には、なかなか受け入れられない要素も多く、結局は独学の道を歩まねばならなかった。
- 端唄のなかに「川竹」という曲がある。私の姓と同じ名前のこの曲を演奏しない手はないと、文化譜を買って練習したが、なかなか難しい。
栄芝さんのCDに収録されていたので購入して聴いたが、あたりまえだが上手い。ほかの曲も大変によろしい。